社会医療法人 松柏会 至誠堂総合病院

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回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟について

回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患または大腿骨骨折や脊椎圧迫骨折などの病気やケガで急性期を脱した患者さんに対して、寝たきりにならないよう多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションが提供されます。起きる、食べる、着替える、歩く、トイレへ行く、お風呂に入るなどの「日常生活動作」を最大限に向上させ、早期の家庭復帰を支援していきます。患者さん一人ひとりに合わせ適切な目標、適切な期間を設定し、計画に基づきリハビリテーションを行っていきます。当院は2010年に回復期リハビリテーション病棟を開設しました。スタッフ一丸となって、目の前の患者さんを元気いっぱいにすることを目標に日々取り組んでいます。土・日・祝日、お盆や年末年始も休まず1日最大3時間のリハビリを行います。

入院から退院までの流れ

1. リハビリプログラム作成

各担当スタッフが患者様の状態やADLを評価し、患者様やご家族のご意向を踏まえた上で作成します。

2. リハビリ開始

PT、OT、STのリハビリ開始となります。

3. カンファレンス面談

定期的に多職種でカンファレンスを行います。
ご家族様へリハビリ状況や今後の方針についての面談を実施します。

4. 退院に向けて

入院時から退院後の生活を見据えた環境設定を行います。
自宅訪問を実施し、退院後も安心して暮らせるよう不安を解消します。

5. 担当者会議

必要に応じ、退院前に患者様やご家族様、ケアマネージャー、退院後に利用予定の事業所の担当者、リハビリスッフ、看護師、MSWが参加し、退院後の生活設計を計画します。

6. 退院

患者様やご家族様が不安にならない様、チーム全体でサポートします。

チーム医療

当院のチーム医療は患者様が一日でも早く快適な日常生活を送ることができるよう、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・介護福祉士・臨床工学士・医療相談員といった各専門分野のスタッフがチームとなり、医療サービスを提供します。カンファレンス(患者さんの状態を確認する会議)を定期的に行い、きめ細かい情報を元にチーム全員で早期の機能回復・能力向上に努め、退院や社会復帰できるよう取り組んでいます。

準備してほしいもの

日々の暮らしの中で使用するような普段着、動きやすい服装、運動靴などをご準備ください。

※全ての持ち物に記名をお願いします。
※下記のものはご遠慮ください。
革靴、スリッパ、サンダル、スカート など

ある患者さんの1日の流れ

7:00起床・身支度を整える
8:00朝食
9:00着替え・午前のリハビリテーション開始
12:00昼食
13:00午後からのリハビリテーション開始
15:00デイルームで一休み
16:00入浴
17:00リハビリ後に着替え
18:00夕食
19:00整容・排泄
21:00就寝

入浴

入浴は週2回以上、患者さまのADL状態に合わせた入浴方法を提供しています。

  • 一般浴
  • チェアー浴
  • 特殊浴槽

病棟行事

当病棟では春には当院の西に位置している霞城公園前での花見、夏には七夕祭り、秋には運動会、冬にはクリスマス会など季節に応じた様々なイベントを行っています。また、ボランティアの方々による演奏会なども企画し皆様に楽しんで過ごしていただけるようにしております。
※コロナウイルス感染症などの流行状況により中止になる場合があります。